About
思い出のウインナーコーヒー。
なぜ私がウインナーコーヒーをメインにしたカフェを開くに至ったか。
今でも私は苦みや酸味の強いコーヒーは苦手としていますが、子供のときはなおさらでした。
しかし、叔父に連れていってもらったカフェで飲んだ、クリームの乗った不思議なコーヒーはとてもおいしく、大好きになりました。
それこそが、ウインナーコーヒーだったのです。
友人の森杉などはいつまでたっても舌が子供のままだ、などと馬鹿にしますが、私にとってはウインナーコーヒーこそが最高のコーヒーなのです。
そして、もっとおいしいウインナーコーヒーをみんなに飲んでもらいたい。そんな思いが、この店を開くきっかけになったのでした。
もっと世界に
ウインナーコーヒーを。
コーヒー豆はブラジル産。
当店のコーヒー豆はバランスのよい酸味と苦みのブラジル産コーヒー豆を厳選して使用しています。
甘いクリームのウインナーコーヒーとの相性はもちろんばっちり。
クリームなしのコーヒーとしても、風味がよく飲みやすい一杯となっています。
ブラジルのコーヒー豆は高い品質が評価され、生産量は世界一。特に、カルモ・デ・ミナス地区で良質なものがとれるため、そこの農園と専属契約を結んで送ってもらっています。
おいしいですよ。
カルモ・デ・ミナスはこんなとこ。
カルモ・デ・ミナス(Carmo de Minas)は、標高1100mから1450mに位置し、穏やかな気候、肥沃な土壌、年間降水量2,000mmの適度な降雨量、十分な日射など、コーヒー栽培にとって理想的な環境となっています。
1999年からブラジルでカップ・オブ・エクセレンスが開催されるようになり、カルモ・デ・ミナス周辺の農園が次々と上位入賞や優勝を果たしてから、カルモ・デ・ミナスはコーヒー生産地として有名になりました。
いいところです。
ウインナーコーヒーの由来。
ウインナーコーヒーは「ウイーン風コーヒー」という意味ですが、なぜクリームを載せるようになったのでしょうか。
私が調べたところでは、もともと馬車の御者がコーヒーを楽しむ際、冷えないようにふたをする目的でクリームを載せたのが発祥ということでした。
冷めにくいということは一方で猫舌の方には少々つらいのも事実。そのため、当店では一般的なホット・アイスの他、ぬるめもご注文いただけるようになっています。
ものに歴史ありですね。
わが友、森杉修我。
当店の提供するスイーツは、いずれも「パティスリーモリスギ」のオーナーパティシエ、森杉修我君が手掛けたものになっています。
彼とは小学校以来の友人で、かれこれ30年以上にわたって付き合いのある男です。この店を始めるときも多々アドバイスをしてくれた、実に頼りになる男です。
当店でお出しする際には特にウインナーコーヒーに合うよう、味わいを調整したスイーツを提供していただいております。
彼も当店と同じく江別市野幌に店を構えております。「パティスリーモリスギ」には常時30種を超えるケーキが並び、季節ごとに手の込んだ特別なケーキも提供されておりますので、是非来訪していただければ幸いです。
いつもおいしいスイーツ
ありがとう。